= 錦上に花を添う =

■2007/9/23 - 同じ過ちを…。
本日、5時前に1号ちゃん孵化しました。
予定日より1日遅れでした。
そして喜んだのも束の間、10時頃にさくらが巣箱の中に入っていく気配を感じ、大丈夫かな?と不安を感じていたのですが、その不安が的中してしまいました…。
すみれが巣箱から出てくるようになった。気になって巣箱を覗いてみると、1号ちゃんは虫の息でした。
朝見たときは、ちゃんと餌をあげた形跡があったのに、今はそのうに何も入っていない。そして動かない。まさかすみれも育児放棄か!?
慌てて1号ちゃんを取り出し、急いで強制給餌の準備をしましたが、時すでに遅し、でした。
待って、待って、逝かないで!
産まれてきた命を取り上げないで!
そう思っても時間が止まってくれるわけでもなく、動かなくなってしまった1号ちゃんに茫然とするしかありませんでした。
本当にちっちゃな体なので、段々冷たくなっていく1号ちゃんをずっと見ていたら、傷もないし血も出ていないけれど、左側の首の辺りに内出血らしき跡が、見えました。

……もしかして、またさくらが焼きもちを焼いて1号ちゃんを…、という最悪の事態を想定するしかありませんでした。
少し様子見をして、それから状況如何でさくらを別居させるつもりではいたのですが、まさかたった数時間でこんなことになるなんて、思いもしませんでした。
昨日、今までにないくらいさくらがすみれに優しくて、今回は大丈夫そうだなと思ったばかりだったのに…。
孵化してすぐに離さなかったことにただひたすら後悔です。なんで同じ過ちをしてしまったんだろう…。

さっきまで自分の不甲斐なさに全然泣けなかったんですが、文章にしているとボロボロ泣けてきます。不思議…。
明日にでも、前回の1、2号ちゃんと同じ鉢に埋めてあげようと思います。

でも2号ちゃんの孵化予定が明日なので、いつまでもめそめそ落ち込んでいられません。2号ちゃん、もうクチバシ打ちの音がしています。残りは全部無精卵でしたので、孵化出来るコは、このコのみです。
さくらは別居させました。さくらと急に離されて、すみれが少し寂しそうなのが気になりますが…。
祈るしかないです。
今度こそ、無事に育ってくれることを。
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