= 錦上に花を添う =

■2008/3/19 - ありがとうと、さよならと。
このブログに来て下さっていて、そして見て下さっていた方には、タイトルを見て何か察して下さった方もいると思います。
悲しいお知らせは、私としても書きたくなかったのですが、見て下さっている方がいる限り、それはいずれ知れることで誤魔化しようもないことです。
ただ、それが早いか遅いかなだけで。
私自身、今日は体調が優れず、明日書けばいいじゃないかと思ったりもしたのですが、どうしても今日書かなければいけない気がして、ネットに上がってきてます。自己満足ですが。

5号ちゃんが、今日亡くなりました。

今日の朝、いつも通りに巣箱を覗いたら、ヒナたちは元気に動いておりました。
でもなんか、私の目に映る数が足りない。
5号ちゃんの姿が見えない。
おかしいと思ってじっとそのまま巣箱を覗いていたら、ヒナたちが動いた後から、5号ちゃんの姿が見えました。
姿が見えたことにほっとしたものの、様子がおかしいことにすぐに気づき、慌てて取り出しました。
身体はみんなで暖を取っていたからか、温かい。でも、息をしておりませんでした。
その事実に、ただただ茫然とするしかありませんでした。

すみれからはエサをもらえていたようで、そ嚢にはちゃんとゴハンが入っている。すみれが放棄したわけじゃない。
じゃあ、どうして?
そう思ってずっと5号ちゃんを見ていたのですが、身体が不自然に潰れているような、そんな感じがしました。
憶測ですが、たぶん他のヒナちゃんたちの下敷きになってしまい、そのまま圧迫死してしまったのだと、思います。
そうとしか考えられないのです。

それでも手に取った5号ちゃんは温かくて、まだ血の色も身体には出ていなくて、私が巣箱を覗く数時間前の間に亡くなったことが窺えました。
もう少し、もう一時間でも早く巣箱を覗いていたら、助けてあげられたかも知れない。そう思うと自戒の念に耐えません。
ごめんね、と、何回言っても足りません。5号ちゃんを思うたび、涙が止まりません。泣いても、5号ちゃんはもう戻ってこない。悔しくて、歯がゆくて仕方ありません。

産まれてきてくれて、ただただ嬉しかった。
たった3日だったけど、さくらとすみれのコで産まれてきてくれて、ありがとう。
そしてさよならを言わなければならないことになって、本当にごめんね。

5号ちゃんは、他のヒナが、去年亡くなったヒナが眠る鉢に一緒に埋めさせていただきました。

産まれるということは、死とも隣り合わせだということを痛いほど分かっているのに、経験したはずなのに、どうしても感情が付いていきません。
ヒナが産まれてくることを望むのは、巣引きさせるということは、私のエゴなのかも知れない。
何が痛いというわけではないのですが、痛くて堪りません。でも、この痛みを忘れてはいけないのだと、思います。

5号ちゃんはこんなことになってしまいましたが、他のヒナが5号ちゃんの分も生きてくれることを願うばかりです。
1号ちゃん、2号ちゃん、3号ちゃん、4号ちゃん、がんばって生きようね。そうでないと、5号ちゃんに顔向けできないもの。


つらい記事をお読み下さり、ありがとうございました。
申し訳ありませんが、コメント欄は閉じておきます。私がちゃんとお返事できそうにないですし、お読み下さった皆様もコメントするにはつらいと思いますので。

そして昨日の記事にコメント下さった方々にも申し訳ありません。今の私では、お返事が書ける状況ではないこと、お察しいただければと思います。ありがとうございました。


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