= 錦上に花を添う =

■2010/9/8 - またしても、あかねにケガを…。
実は先週末、大事件が起きてしまいました。
いつものように娘のお昼寝中に放鳥していたのですが、爪の伸びが気になるコを捕まえては爪切りしていたのです。
切ったコからゲージに帰し、残ったのはれもんとなつめでした。
見た感じ、れもんは気にならない程度だったので、なつめで終わりにすることに。
しかし、なつめは爪切りを見た途端、これでもかというほど嫌がり、保定するのも難しくなったので、少し薄暗い玄関のほうへと移動。
ドアでなつめの顔のほうを暗くし、リビングから洩れてくる明りで爪を切ることに成功。
なつめをゲージに戻し、外に残っているのはれもんだけだったので、早くゲージに帰そうと思って部屋を見渡しました。

あれ、れもんがいない…。

いつもはアスレチックやカーテンにいるのですが、そこに姿はなく、首を傾げたときに、ギャギャギャ!みたいな嫌な声が聞こえました。
慌ててガラス温室の方を見ると、れもんがゲージにいるあかねとケンカとしていました。
急いでれもんを引き離し、ゲージの外にいたので、あかねに足を噛まれていないか確認。
ケガは見当たらず、ほっとしてれもんをゲージに帰しました。
次にあかねは大丈夫かな〜?と、捕まえて足など外傷がないか見ましたが、こっちもケガはなし。
良かった!と安心してゲージに戻し、みんなに餌の補充をしようとしたとき、あかねの異変に気付きました。

ぷるっぷるっと、何度も首を振るのです。
そして、クチバシの付け根に出血が見えたと思ったら、首を振ったせいでゲージにも血が飛び散りました。

もう、心臓が止まるかと思いました。
またあかねを取り出し、吐血なのかそうでないのかを確認。
そしたら、舌の先に出血個所が見られました。
さっきのケンカで、れもんに舌を齧られていたのです。

このとき、実を言うと私、このままではあかねを失うことになると、本気で思いました。
もう半分パニックで、泣きながらあかねを抱いていましたね…。
地方の悲しいサガとでも言いましょうか。
小鳥を診てくれる病院がないのです。
以前に連れて行った病院に連れて行こうかと考えてみたものの、瀕死のコを救って、治してもらえるとは思えませんでした。
そして私の取った行動は、以前に横浜でかかっていた病院に電話し、応急処置を教えてもらうということでした。
こんなこと、本当は駄目だとわかっています。
行きたくても行けない距離にいるのですし、病院でも電話相談なんて、本来やっておりません。
でも、引っ越す前に健康診断をしてもらったときに、会話の流れで横浜から離れて秋田に引っ越すことをお話したのです。
そしたら、先生も秋田にはちょっと病院のアテがないなあ、みたいなことを呟かれ、何かあったらお電話くださいと、仰って下さいました。
お言葉はありがたいけれど、通うことのできない患者の電話はきっと良くないだろうなと思って、前回のあかねのケガのときは控えましたが、今回はなりふり構っていられませんでした。

もう…、本当にありがとうございました。という気持ちでいっぱいです。

電話しているうちに、あかねの出血が止まりました。
時間にして、出血は10分くらいでしょうか。
そのことも考えると、傷は出血量より深くはなかったのです。

色々と先生とお話したのですが…。
書くとなるとけっこう長いので、その辺は割愛します(^^;)
まず、病院に通うことのできない私ができることは、餌の補助です。
化膿止めや止血剤などのお薬が投与されることもあるのですが、口内は基本、自然治癒なのだそうです。
あかねは今まで病気という病気もしたことがなかったので、あかねちゃんの治癒力を信じましょう、ということになりました。

ただ、皮つきの餌は傷ついた舌には負担がかかるだろうから、ムキ餌に変更。カサブタができて、そこから再出血でもしたら大変、という理由もありました。
餌を食べないようであれば、雛のときのパウダーフードなんかも有効だけれど、成鳥だから、嫌がるだろうということ。
ペレットを粉砕して食べやすくするなど、私ができる範囲のことをご指導いただきました。
おかげで今日にはもう、傷も見えなくなりました。

もう普通に皮つきのシードも食べられるようになり、元気に水浴びもしたあかねから事後報告です。


うん、大変だったよね…。
やっぱり体重が3gほど落ちたりして、私は嫌がるあかねに無理やり給餌したもんね…( ̄ー ̄;
それでも、手を嫌いにならずにいてくれたあかねのおかげです。


ホント、元気になってくれて良かった!
ほとんど何もできなかったけれど、あかねを失わずに済んで、こうして居てくれて、本当に良かったです。


もしかして、4月にあかねが足をケガしたときの犯人(鳥)も、れもんだったかもねえ…。
なんて、あかねとしみじみ思った今日でした(^^;)

しかし、なんなんでしょうね。
引っ越してきて、病院に行きたくても行けない状況になった途端、気をつけていてもケガをさせてしまうなんて…。
横浜にいたときは、出血とかで病院には一度もかかったことないのに!
なんか私、厄でもついているのかしらと、疑わずにいられません(*ノω<*)

そんなこんなで色々あったのですが、さらに私は大事なことを忘れておりました。

ウチの長老、さくらのお誕生日、すっかり忘れてましたil||li _| ̄|○ il||l

その後の様子は、次回の更新にでも〜…!(汗)


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Comment(3) | Trackback(0)ペット
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投稿者 : chino
mixiボイスで気になっていたのですが
詳細状況ドキドキして読みましたよぉ(汗
回復されて本当に良かったです。
横浜の先生のアドバイス、心強かったですね。
親子なのに殺し合うほど仲が悪い・・・
我が家のkikiと黄華もなんですぅ(ドキドキ

さくらちゃんの記事、楽しみにしています♪
2010/09/09 08:50
投稿者 : Ami [home]
あかねちゃんのその後、気になってました〜。
元気になって本当に良かった良かった!(^-^)

それにしても、首振ったら、血が飛んだなんて・・・(@_@)
それは、心臓止まっちゃいますよね・・・(>_<)
ますこさん、お気の毒です。
でも、横浜の病院に頼れて、本当に良かったですね!
2010/09/09 21:05
投稿者 : ますこ
>chinoさん
こんばんは〜。
気に掛けて下さっていて、ありがとうございます〜。本当、ご心配おかけ致しました。
最初、舌をケガした!ってだけで、止血もできないしもうダメかもと思ったのですが、意外に治るものだと、あかねを通して実感しました(^^;)
病院の先生には、ホント良くしていただいて、頭の下がる思いです。でも、こんなことがもう二度とないように気をつけます!
kikiちゃんと黄華ちゃんも、一触即発みたいなところがあるのですか?
鳥さんにはもう親子という意識なんてないのが、ちょっと寂しいですよねえ…。
さくらの記事、がんばって今週中にアップしますね〜^^


>Amiさん
こんばんは〜。
ホントご心配おかけ致しました〜。
ケガをした翌日までが気を抜けない感じでしたが、給餌も3日で止めたので、意外に早く治りました。
人もそうですが、口内って、意外と早く治るものだなあと、変に感心してしまいました(^^;)
首を振ったのは、口内にたまった血が飲み切れず、気持ち悪くて出したかったんだと思います。
ゲージやガラスに飛び散った血を見たときは、信じられずに目を疑いましたねえ…。
横浜の病院にはホントご迷惑をおかけして申し訳ないと思いつつ、先生が丁寧に教えて下さったおかげで冷静になることができたので、有り難い気持ちでいっぱいです。
でも、もう二度とないように、もっと気をつけます〜!
2010/09/09 23:34